「路線バスカラーリングマガジン」

 ようこそ、路線バスカラーリングマガジンへ。わざわざこんな所まで見に来ていただき、本当に ありがとうございます。関東地方も梅雨入りしたそうで、うっとおしくなってきますがこんな季 節こそバスがいいです。写真を撮るのは大変ですが(^_^;)、バスに乗って車窓から雨の景色 を眺めたりするのもおつなもんです、アジサイとかが見えたりして。こんどの週末は路線バスの旅 でもどうですか?
 さて、季節の挨拶はともかく、また今回も謝らないといけません。前回の 「鹿児島特集」で紹介した「林田バス」の一件なのですが、先月の 「鉄道ジャーナル」誌(7月号)に詳しい話が載っていました。前号に書いた内容で、まあ著し く事実と違う内容はなかったようですが、なんともいいかげんな書きかたをしてしまいました。 どなたかにご迷惑をおかけしたのではないかと反省しています。どうも、ごめんなさいでした。 ちなみに、旧「林田産業交通」の路線バス部門は「林田バス」という岩崎グループ(鹿児島交通 の親会社)の100%出資の子会社に引き継がれ、車両、車体表記などはそのまま存続すること になったそうです。また貸切部門も岩崎系の別会社として存続するそうです。どうやら、 「林田バス」のカラーリングは当分安泰のようです。 といったところで、そろそろバス カラーリングマガジン第参号と参りましょう。今回は「横浜市営」特集です。前回の反省 から今回はコメント控えめ、写真増量にいたしました(^_^)。それではごゆっくりお 楽しみください。

(注:写真をクリックすると大きな写真が見れるようになっています。)


第参号

6月3日号

今回のテーマ:「横浜市営バス(その1)」

 今回は、作者の地元に戻りまして、「横浜市交通局」のバスをご紹介します。横浜市営 を選んだ理由は・・・、特にありません。ただ写真がいっぱいあるから、それだけです (^_^;)。まあ、今回の目玉(?)は第零号や壱号あたりでちょろっと触れた、 「YLOOP」130・131系統です。すべてイラストバスで一台一台絵柄が違うという なかなか、カラーリング的には注目すべき路線です。他にも昨年から低床車向けにマ イナーチェンジした一般塗装などご紹介します。

(ちなみに次回は別の会社/地域 をテーマにする予定です、横浜市営その2以降は何回か後になると思いますので、ご了承ください。)


No.013 横浜市交通局(標準・旧)

 いわゆる一般的な横浜市営のバスです。去年あたりから新車は新しい塗装になりましたが、 まだまだこちらが主力です。僕なんかは、見慣れすぎてしまってこの塗装を見てもなんの感 慨も沸かないんですが、普通の人が見るとどんな感じなんでしょうか?まあ色的には「横浜 」の色って感じですよね(なんじゃそりゃ?)。
   (9../神奈川・竹山団地)


No.029 横浜市交通局(標準・新)

 昨年(96年式からだと思います)から、新車がすべてワンステップ・ノンステップに切り 替わったのにあわせて登場した、今までのデザインをマイナーチェンジした新塗装です。基 本的な色・デザインは変わりませんが一部が省略されたり、ラインが直線的になったりして 、ワンステップ車等にうまく合うようにモデファイされました。ところでこの新塗装は旧塗 装とあまり変わらないのでちょっと見ただけではどちらか解らなかったりします。旧塗装 と見分けるポイントは、まずタイヤのホイールが銀色になっているのが一番の違いです。ま た青帯びが太めになっています。正面から見た場合さらに見分けるのは難しいんですが、 一番目に付くのは青帯が途中で切れてヒゲみたいになっているところですが、こちらは「 交通安全」の幕などで隠されてしまう場合もあるので(まだ、ワンステップが付けてるの を見たことはないですが・・・あのスペースにつけられるのか?)残るは「おでこ」の部分、 方向幕の上部から屋根までが青から肌色に代わった点です。ほんのわずかな部分ですが、 意外とこれが「顔」全体のイメージに与える影響が大きくて、結構変わった感じを受けます。 この点はバスのカラーリングデザインの上で重要なポイントではないかと注目しています。 (私はそう思うんですが・・・?)
   (97.2.6/神奈川・センター南)


No.016・017・018・019・020・021・028 横浜市交通局(YLOOP用イラストバス)


 都心循環線とも呼ばれる、130、131系統の専用中型車です。いちおう「YLOOP」などと いう愛称らしき物もありますが、ぜんぜん浸透してません(初めて聞いたでしょ?)。みなと みらい−桜木町−中華街−伊勢佐木町−桜木町という循環線で20分おきぐらいで走ってますが、 あまり便利な路線じゃないですね。この130・131系統自体はもう10年まえからこの車で ずっと走っていたんですが、4年ぐらい前に突然リニューアルして、こともあろうに1台1台 すべて違う絵のイラストバスになってしまいました。しかも派手な色ばっかり!まあ写真を 見てもらえば一目瞭然ですが始めてみたときは本当に驚かされました。 この7種類の各イラストは横浜の7つの町がテーマになっているということで (その町の商店街とかがスポンサーになってるらしいです)、関内・伊勢佐木町(これは2台) ・中華街・野毛・元町・みなとみらい21なんだそうですが、どれがどれだかわかります? なんか中には正体不明なものも混じってて横浜市民でも解らなかったりしますが(^_^)。 今回は1台づつの説明は省略します。なんか写真も尻切れだったり、ピンぼけだったりって のが混じってますが、まあ7台全部そろってるというので勘弁して下さい。おまけもつけ ますから。


[おまけ]No.015・030 


 「Yloop」のおまけです。左は130/131系統登場時の塗装です。なんでも横浜市電の塗装と 同じなんだとか。 登場時は8台で、当時はまだ関東では珍しかった西日本車体の中型車 で異色の存在でした。右は 創刊準備号の使い回しですが、 リニューアル時に1台だけ余剰として港北ニュータウンに転属になって、「丘の横浜」 カラーになった車です。88系統でがんばっています。


No.190 横浜市交通局(小型車)

 数年前から東戸塚/保土ヶ谷方面で走り出した、日野リエッセを使ったミニバスです。 とはいっても、狭隘な道を走るだけで、特に特色のある路線ではありません。 カラーリング的には白地に青帯で一般路線車のイメージをのこしてはいますが、 なんだかありがちなインパクトのない塗装です。現在2路線で使用されています。
   (96.10.2/神奈川・保土ヶ谷)


 というわけで、今回の「質より量」の横浜市営特集(その1)はいかがでしたでしょうか。 ページ表示時間とか 全く考えずにべたべた写真を貼ってしまって、あとで気がつきましたが このくらいなら大丈夫でしょうか? はっきり言ってうちのモデムじゃちょっとつらいです(;_;)。 作ってる本人はサービスのつもりだったんですが・・・。 なんか、コメント控えめとかいって、2番目あたりはごちゃごちゃ書いてるし(^_^;)。 また反省しなきゃ。
 そんなことはともかく、横浜市営もまだまだ写真が残ってます。 元ブルーラインの2階建てとか特定のスクールなんて のもありますんでまたの機会をお楽しみに。


次回予告

次回の更新予定は6/11ごろです。(おくれてごめんなさい)

 地元、南、地元ときて、次は北だろうと思っているそこのあなた、やっぱりその通りです(;_;)。
こんどは東北は秋田県のバスをご紹介する予定です。例によって選んだ根拠は特にありません。 今年の正月に 行ってきたから、というだけです。 うーむ、今度からはもうちょっと計画性を持ってえらぼうかな?
なお次号もまた1週間後の更新の予定です(たぶん)。

「企画物の予告」

 (その壱)「京都・大阪・神戸・和歌山 夜行日帰り撮影旅行記」
 現在、作者が3月末に行ってきた、関西への(バス)撮影旅行の旅行記をこのページに掲載すべく準備中です。 (たぶん第四号あたりから何回かに分けての連載になると思います)旅行先は京都大阪神戸さらに和歌山を一日 で回るという(しかも往復夜行バス日帰り)むちゃくちゃな旅(こんなのは旅とは言えないかも・・・)でした。 はたしてこんな旅の旅行記など誰が読むのか?それ以前にちゃんと書けるのか?乞うご期待!(^_^)

 (その弐)「リクエストのコーナー」
 このページではこれから、みなさまのリクエストにお答えするコーナーを作りたいと思っています。 具体的には作者の持っている写真(写真リストを参考にしてください。) の中で見てみたい、という写真があればリクエストしていただいて、毎回1枚づつぐらい掲載してい くような形を考えています。
 リクエストを下さった方には豪華プレゼント!といきたいところですが、 作者が貧乏人なのでなにもあげられません(^_^;)。 もしよければ掲載した写真を差し上げようか(jpgとかで)などと思っていたりはいます (もらってもうれしくないか)。まあせっかくですんで、リクエストしてくれた方に写真の コメントを書いてもらったりするのもいいかな、なんて思ってます。「このバスにはこんな思い入れが・・・」 とか「こんどこのバスに乗りに行くんだ!」なーんてリクエストがあったら嬉しいですねー。 もちろん「No***の写真を見せて、でもコメントとかはお断り」ってだけでも結構ですが。 というわけで、このコーナーが始められるかどうかは、みなさんに掛かっていますんでどうぞ一つご協力を!。

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