たいへんお待たせいたしました。期待して待っていてくださった方、ほんとうにすみませんでした。 見捨てないでまた見に来てくれてありがとうございます。 7月1日再開などといいつつ結局1週間遅れになってしまい、 しかもそのあいだにアクセスカウンターは100を超えちゃうし、 なんか反省の嵐です。なんとか1週間で「図鑑」の方も(形だけは)作り上げ、 かろうじて今回の更新にこぎつけました。これもわざわざこんなページを 見にきてくださる皆さんのおかげです。(この一週間だんだん増えていく アクセス数にせきたてられ、もとい励まされてホームページ製作にはげんだのは いうまでもありません)ただし図鑑のほうに時間をかけすぎて、こっち(マガジン) の方がちょっと手抜きになっているかもしれません。ネタがない(というかいつも どおりだとコメントがけっこう大変な)ので今回のテーマは思わず企画物(?) に走っちゃったりしています。内容的にかなりいーかげんですが、まあ写真は 変わらない(^_^;)んで大目に見てください。 今回からいままでさんざん 予告していた、春に行った旅行の旅行記の連載をはじめましたんでそちらの方も 楽しんでいただければ、などと思っています。それでは、再開第1回目のバス カラーリングマガジン(第五号)いってみましょー。・・・そうそう、これ 見終わったら「図鑑」の方ものぞいてみてくださいね(まだ新しい写真はないですけど)。
(注:写真をクリックすると大きな写真が見れるようになっています。)
というわけで?、今回のテーマはいいかげんです。一応東京のバスということで
やろうとは前から考えてたんですが、東京のバスはみんなメジャーで資料が氾濫
していたり、専門家(?)がいっぱいいる中、いいかげんなことを書くとお叱りを
受けそうなので、逆に思いっきりいいかげんなテーマでやることにしてしまいました。
小田急と京王の二つのバス会社とそのグループのバス会社そのグループでの
カラーリングの関連性を比較しようなどという、まじめにやれば学術的な価値でも
出てきそうな企画ですが、まじめにやる気は毛頭ないので
そんなたいそうなものにはなりません(^_^)。それはともかく、この2社を
選んだのは作者が最近よく使ってるから(ただし電車ですが)という理由から
なんですが、あらためて考えてみるとこの2社はひじょうに似ている点が多い
ことに気がつきました。東京西部の隣り合った営業エリアをもっているんだから
当たり前といわれればそうなんですが、たとえば、電鉄直営とバス(子)会社の
二つのバス会社を持っている点(ただし両者がそうなった経緯はずいぶん違いますが)
エリア近郊に子会社(立川、西東京)を持つ点、昼行の高速バスを走らせている点
などなど結構あります。こうして見てみると両者の対比は非常に興味深いものが
ありますが、まあ今回は軽く、写真を見比べる程度にしましょう(^_^)。
(でも、いつかまじめに研究してみたい気もしますねぇ)
まずは小田急バスです。小田急は電鉄の直営のバスと「小田急バス株式会社」の
2種類(2社?)存在しますが、一般的に小田急線沿線を路線バスとして走っているのは
「小田急バス」の方です。なぜ電鉄と別会社なのかという理由は沿線の中小のバス会社
を買収して1つのバス会社を作ったからだというふうに聞いています(この点については
あまり自信がありません)。小田急バスのこのカラーリングは貸切車の犬のマークと
ともにずいぶん定着しているんじゃないでしょうか。(犬のマークの方はもう消えかけて
ますけどね)
(../神奈川・あざみ野)
こちらは、「もう一つの」小田急バスである小田急電鉄直営のバスの写真です。
ただし最近塗装変更が行われてこの写真のカラーリングは古いものになってしまいました。
電鉄のバスの方は、新宿と箱根を結ぶ高速バスと貸切を担当しています。ちなみに
同じ高速バスでも夜行便は「小田急バス」の方の担当です。それはさておき、カラーリング
は小田急バスと非常に似ていますが、よく見ると赤い色が明るめの色になっていて、裾には
グレーが入っています。これは電車のロマンスカーと同じカラーでイメージの統一を計ろうと
したようです。ただ塗り分けのパターンは小田急バスの影響をうけているといえるでしょう。
なかなかグループ内での立場上の苦しいところ(?)をうかがわせてくれます(^_^)。
(97.6.11/東京・新宿)
おなじく、電鉄の新塗装です。数年前から小田急グループの貸切バスはすべて同一
デザインで統一することになり、高速車までその余波をうけて、この塗装になりました。
せっかくの新デザインではありますが、作者は個人的には好きではありません。いままでの
小田急のイメージはほとんどないし(羽の赤色にわずかにのこるか?)、デザインそのもの
もなんか古いですよね。まーこれ以上かくと悪口になっちゃうんでやめときますが、小田急
グループのバス会社ってけっこう独立したところが多いからデザイン決めるときにもめて
無難なところにしか決まらなかったとか(^_^)なーんてね。
(98.2.19/神奈川・桃源台)
立川周辺を走る立川バスです。だれがどう見ても小田急バスとおなじという、
典型的な子会社の同一塗装です。ふつう子会社でも少しは変えたりとかするんですが、
営業エリアがごく近いにも関わらず、ここまで同一な例は少ないんじゃないでしょうか。
小田急バスについては歴史的な経緯に複雑なものがあるようなのでそれとも関連あるの
かもしれませんが。最近の新車はちょっと白が多かったりして変わっている気もしますが、
車種の違いによるものを越えるレベルではない気もします。
(95.4.2/東京・拝島)
こんどは京王帝都電鉄あらため京王電鉄のバスです。京王では小田急と違って
電鉄の直営のバス部門が沿線の路線バス、高速バス共に走らせています。(ただし
一部を子会社に移管)カラーリングはもうすっかりお馴染みになったアイボリーに
2色の線が入ったもの(この色何色なんでしょう?)で電車とも共通イメージに
なっていますが、何年か前までは旧塗装の黄色(?)に赤の帯で走っていました。
ついこの間も旧塗装車を見かけた気がしますが、まだ生き残っているかどうかは
不明です。
(../東京・新宿)
京王電鉄の高速バスです。中央高速バスといえばこの塗装が思い浮かぶぐらい
メジャーな存在ですね。けっこうまえからこの塗装だった気がしますがいつ頃から
なんでしょうか?。少なくとも路線車の塗装変更の前からだとおもうんですが、
けっこう年期が入っているわりには、いまだに見劣りしないデザインだとおもいます。
(なんか小田急のときとはえらい態度が違いますが、えこひいきってことで(^_^))
(../東京・東京)
京王のバス専門の子会社の京王バスの車です。京王電鉄から一部の路線を移管されて
去年ぐらいにできた会社です。発足当時は日産RNの小型車のみで営業を開始して
驚かされましたが(現在は大型車もあり)、カラーリングも京王電鉄とはがらり
と変わって登場しました。最近は分離子会社の場合利用者に愛着をもってもらうという
理由でカラーリングを変えるケースが増えてきましたが京王バスもその1つといえるでしょう。
京王バスも合理化のための分離子会社なのでゆくゆくは電鉄の路線の大部分を移管される
ことになるのではないかと思います。とうぶんのあいだどこまで移管されるかが
注目されることになるでしょう。
(97.10.7/東京・調布)
京王の子会社である西東京バスの車です。八王子を中心に走っている西東京バスですが
カラーリングは京王の旧塗装に似てはいるものの、白い帯がはいっていたり、赤部分が
いくら違ったりしていて、小田急と立川ほどの「そっくりさ」はありません。まあ
このくらいが普通な気もしますが。西東京では高速バスも走らせていて、そのバスの
カラーリングは京王と同じですが、これについては京王から移管されたという事情や
中央高速バスのネットワークという点から同じにしたということのようです。西東京というと
ボンネットバスの「夕焼けこやけ号」が有名ですが残念ながら作者はまだ見たことがないので
どんな塗装なのかよく知りません。たしか普通の路線車と変わらないものだった様な気が
しますが(写真でみた記憶はある)・・・近いうちに写真でもとりにいってみましょう。
(../東京・高尾)
次回はこないだ行った旅行で撮ってきた写真をご紹介しようと思います。広島と鹿児島に行って来ましたが、 鹿児島は一回特集してるんで、次回は広島のバスを紹介しようと思います。最近登場したノンステップの 写真も撮ってきましたんでそれらを中心に掲載する予定です。もちろん関西旅行記の第二回も掲載します。 なお次回から隔週での更新とさせていただきます。ただし、TOPページの今週の1枚のコーナーは、毎週 更新します。また「図鑑」の方も順次更新していくので、暇があったらなるべくのぞきにきてくださいね。 それでは、次回をお楽しみに。